豊平のN様邸古民家再生工事
2021年12月03日こんばんは!大賀です。
内部左官工事下地処理を終え、漆喰仕上げに取り掛かっています。
漆喰仕上げはいろいろなパターンがありますが
古民家の場合は、職人の経験と丁寧さが必要な平滑な仕上げが合います。
古くは、漆喰は外部の仕上げ材として使われており、内部は綿壁や聚楽壁などが主に塗られておりました。
田舎の家に行ったときに壁を触るとざらざらと砂が落ちてくる経験をされた方も多いと思いますが
つるっとした漆喰を部屋の中ではあまり見たことがないと思います。
最近は接着材などが進化しており、聚楽壁を手で触っても表面が落ちることはありませんし、
仕上色も様々で、和風だけでなく洋風の家にも合うものが多く出ています。
漆喰の種類もたくさんあり、いろいろなパターンでアクセントになる仕上げもよく使われていますが
やはり昔からあるつるっとした漆喰が良いなと思ってしまいます。
今回もN様邸が明るく趣のある漆喰・聚楽と柱や差鴨居の組み合わせで、良い家になるように工事を進めていきたいと思います。
一緒に家づくりを楽しみましょう!