蔵再生 広島市東区 H様邸 床杉板張り
2014年03月13日こんにちは、山根です。
広島市東区のH様邸は、床組が終わって、床の杉板張りの作業を進めています。
柱があるところなどは、こんな感じで床板を欠いで突き付けていきます。
この蔵は、築70年くらいだそうでして、床が結構傾いていました。
入口側からレベルを取って床を水平にしていこうとすると、
どうしても土台の上の方が床板よりも上に出てきてしまいます。
しかも土台が真っ直ぐな材料ではないということもあって、
壁際沿いは、大工さんが少しずつ指矩で図っては、
土台に合わせた線を引いて、床板を加工しています。
また大引と直角方向にもアールがついているので、
丸鋸で斜めにカットして、土台際にできるだけ隙間ができないよう、
細かい加工をして張っていってくれています。