西区H様邸古民家全面改修7
2015年09月04日今日は、國岡です。
9月の声を聴き、なんだか過ごし易くなった様な気がしますが、今しばらくは気候が不安定な状態が予想されますので警戒は怠らないように気を付けたいと思います。
さて、H様邸の7回目は引き続いて木工事のご紹介です。
ダイニングキッチンの天井吹き抜け部分下地組の様子です。この升目に断熱材を張り込みボード貼りの上漆喰を塗ります。100年前の丸太と純白の漆喰の取り合わせはさぞ綺麗だと思います。
今仕事をしてもらっている大工棟梁の愛用ノミです。大小種類も様々で大切に使っているのが良くわかります。
久し振りに持って来たという道具箱です。サイズにも意味があるそうで、写真のように鉋(カンナ)を裏返して乗せてその上の小さな台直し鉋で直角に削り水平に治す際にちょうど嵌るサイズになっているのだそうです。(知らなかった・・・)
これはカイワレ釘と言い、一本ずつ手造りです。なぜこれらをご紹介したかと言うと
この丸太梁(虹梁といいます)の下に出入り口を造る為です。
大黒柱の刻み部分も同じところに使用していた欅板で埋め木をします。出来上がりを是非ご覧くださいね。
一緒に家造りを楽しみましょう。