吹付断熱材
2020年03月26日こんにちは。
細谷です。
早くも広島でも桜がちらほら咲いてきましたね。
お散歩日和も増えて外に出たくなりますが
コロナの脅威が落ち着くまでは我慢ですね。
今日は引継ぎN邸をご紹介。
【N邸】
家族構成:大人2人 子供1人
特徴:1階貸店舗(今回工事対象外)、2階が住宅。和風の前面改装。
本工事で大きく間取り変更を行う。
〇吹付断熱材
先日N邸では吹付断熱材の工事が行われました。
吹付断熱材を施工するとこのようになります。
もこもこして綿みたいですね。
吹付断熱材のメリットは外に面する部材をすっぽりと覆い
隙間なく隅々まで断熱材をいきわたらせるため断熱性能は抜群です。
結露もほぼありません。金額は他の断熱材よりも高いです。
しかし、古民家改修では吹付断熱材を使うことをおすすめしません。
理由は日本建築の特徴である真壁は壁から柱や梁が壁から露出させるため
柱や間柱を追おうことが出来ないいため他の断熱材の方がコストパフォーマンスがいいです。
また、古民家の外壁は土壁になっている場合が多く
土壁自体が断熱効果を持っているためそのまま利用させていただいています。
※古民家が寒いのは壁の素材よりも隙間や窓ガラスの種類が主な原因です。
既存の家の状態や皆様のご要望、目指すデザインによって断熱材も使い分けております。
沢山断熱材を入れればいいというものでもないので
ご相談いただけると嬉しいです。