佐伯区H様邸
2013年10月22日こんにちは大賀です。
木造2階建のH様邸は2階部分が生活の主となる計画です。
課題として、断熱性能の向上がまずあがってきます。
「夕方には西日があたってむんむんするのでどうにかしてほしい。」
お客様よりそのような要望もありました。
まず天井部分にグラスウール(硝子繊維でできた断熱材)を施工します。
壁部分は既存の土壁を残しNDボード(石膏ボードにウレタンを張り付けた断熱材)を施工します。
床には根太の間にフクフォーム(発泡成形された断熱材)を敷き詰めます。
部位、状況に応じた断熱材を選定する必要があります。ここで施工上気を付けなければならないことは、隙間をなくすことです。隙間があればそこから冷暖気が抜けてしまいます。せっかくの断熱が台無しになることもあります。
もうひとつ、西日対策として西側に水廻りを配置(UBなど)します。
そうすることで居住空間の断熱向上を図ります。
断熱性能を向上するために様々な製品を使って、あらゆる方法の中から最善の選択をおこなう必要があります。
まだまだ勉強することがたくさんあります。・・・頑張ります。