猫と暮らす古民家再生
定年を迎えられたご夫婦が家で過ごす時間が増えたことで、
快適な環境を求めて古民家リフォーム(再生)を決断されました。
猫を数匹飼っておられるので、
キャットウォークや建具に出入り用の開口部を設けました。
居間として使用されていた和室は、半ば通路のような位置にあり狭かったので、
隣室や縁側の一部を取り込むことで快適なLDK空間になりました。
離れにあった主寝室をLDKに隣接させ
ご夫婦の生活空間をコンパクトにまとめました。
寒さの厳しい地域にあるので、
間伐材を燃料としたペレットストーブと
断熱サッシ断熱工事で快適な空間になりました。
設計提案時には邪魔になりそうで心配されていた柱や差鴨居が、
古民家らしくインテリアを引き締めています。