呉市 警固屋 母親の為のリフォーム計画
2019年06月29日こんにちは。東です。
呉市警固屋にて、新しい現場がスタートしました。
ご兄弟がお母さまの為にとリフォームを決められたお宅です。
とても仲良しでステキな三兄弟。年に数回しか集まらないけど、集まる時はお母さまを囲って
ゆっくりできるキレイな場所にしたいとのご依頼を受けました。
こちらのお宅、長女さんの記憶があるだけで4回は増築・改築を重ねておられるとの事!!
家の中を拝見していても迷子になりそうですし、忍者屋敷の様でもあります。
さて、上記の写真。立派な床の間を備えた居間なのですが、赤枠で囲った部分を「長押(なげし)」と言いますよね。
納まり図を見てみると
こんな風に少~し、隙間が空いてるんですね。「埃が溜まるし、必要ですかね?」という私に
現場所長の國岡さんが「戦国時代の名残ですね。何時襲われるか分からなかったので、ここに槍を隠していたんですよ。」と教えてくれました。
無意味な意匠は無いんだと思いました。
現場は「音戸大橋」・「音戸第二大橋」が良く見える場所です。
職人さんの中には休憩になると海辺に移り、「次、ここ来るときは釣り竿持ってこようか。」と言ってる方もいらっしゃいます。
とてものんびりとした土地ではありますが、交通量が多い場所でもあるので事故、怪我の無いよう工事を進めていきたいと思います!